きれいな「ちきゅう」をいつまでも

サンエイプラテック ✕ SDGs

サンエイプラテックは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

サンエイプラテックが取り組むSDGs

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SDGs

【SDGs】とは、2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」です。

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  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 14.海の豊かさを守ろう
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

以上の4点を意識した取り組みを進めてまいります。

ポリ乳酸(PLA)はサトウキビの搾汁やトウモロコシのでんぷんと乳酸菌から作られたプラスチックです。
植物から作られたこのプラスチックは、土によって分解する、地球に還る生分解性プラスチックと呼ばれるものです。
今から 10 年後、20 年後を考えると石油から作られたプラスチックでのものづくりになんらかの規制が入っていくと思います。
少しでも早くから植物由来のプラスチックでのものづくりに取り組んでいこうと考えました。

生分解性プラスチックとは?

廃棄後、焼却せずに土壌中の微生物によって分解されて、最終的に二酸化炭素と水になる環境に配慮したプラスチックのことです。
増え続けるごみ対策の1つとして注目されています。

海洋プラスチックゴミの問題

ポイ捨てや不法投棄によるプラスチックごみが海へと流出し、海に生きる生物や産業、
私たちの体にまで影響を与えることが問題視されています。
海洋生物がプラスチック製品を餌と間違えて取り込んでしまい、それが体内で消化されないため内部を傷つける、死んでしまうといった事や、海の産業では漁獲用の網などにゴミが絡まってしまうことで、
海洋生物がかからない、網が使えなくなるといった損失もあります。
又、美しい海を求めて海水浴やダイビングを楽しむ人たちにとっては、プラスチックで汚染された海では魅力がなくなってしまう為、観光業の収入減少により経済的損失にもなります。

マイクロプラスチックが有害物質を寄せる

マイクロプラスチックとは微小なプラスチック粒子のことです。
プラスチックはもともと石油でできているので、油や農薬など吸着してしまいます。
マイクロプラスチックが吸着する有害物質は、発がん性物質と言われています。

PLA(ポリ乳酸)は燃やさずとも、木のように朽ちていく

PLAとはPoly-Lactic Acid(ポリ乳酸)の頭文字をとった略で、トウモロコシやジャガイモ、
さとうきびなどに含まれるデンプンから抽出される乳酸が原料となる、
植物由来のプラスチック素材のことです。
PLAは生分解性プラスチックなので、先述したとおり土壌中の微生物によって分解され、
最終的には二酸化炭素と水になります。地球にやさしい素材で「持続可能な世界」を目指します。

さかいセカンドスタートアッププログラムへの参加をきっかけに、PLA100%のエコさしを製作。
堺市主催「SDGs×環境シンポジウム」(2020.2.15開催)でノベルティとして500人に配布。

堺市教育委員会の【企業による学びの応援プログラム】に2020年度から参加。
堺市の小中学生に「プラスチックと環境」「プラスチックごみが悪いのか?
捨てる人間が悪いのか?」とテーマに出前授業に行っています。

絵本「くるくるなるなる」を2022年3月1日に発行。
未就学児にも「プラスチックと環境」についてわかるような絵本を作りました。

「地球に還るSDGsバッジ」を作りました。
2020年に大阪府が実施する「バイオプラスチックビジネス等推進事業補助金」で採択をいただき、ポリ乳酸(PLA)を使用したバッジを作成。
そのバッジにカシューナッツ由来の天然インクで着色し、全て天然素材を使用してのSDGsバッジを完成させました。

プラスチックは私たちの生活のあらゆる場面で使われています。
今日の文明を考えた時に、プラスチックの存在は無視できません。
私たちはプラスチックを、ある時はとても便利に、ある時はとてもありがたく使ってきました。
今さら「悪者」にすることはできません。
海に浮いた大量のプラスチックが悪いのではなく、捨てる人間が悪いのです。

今や地球は、プラスチックごみに覆われた「プラスチックスープ」と表現される程、地球の環境問題の深刻さを考えさせられます。
これから10年先、20年先にはどんな未来が待っているのでしょう。
どうすることで、自分の町を守ることが出来るでしょう。
どうすることで、次世代の子供たちに未来のバトンをつなげるでしょうか。
1人1人が、知識を持ち、責任を持った行動が必要とされます。

私は、プラスチックの製造に携わるものとして、プラスチックに対する理解を深め、認識を伝える責任があると思っています。
『ゴミを捨ててはいけない』、『色々な資源やものを丁寧に扱う』、という文化や、モラルを次世代の子どもたちを中心に伝えていく活動を続けたいと思っています。
もちろんこの課題だけではなく、今まで継続してきた仕事にも引き続き全力で取り組んでいきたいと考えています。